メインテーマ無し。その日その日の自分記録。


by sako375
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「犬を飼う」と12の短編

谷口ジローというマンガ家の本。
谷口氏は、マンガの芸術的側面を大きく切り拓き、フランス芸術文化勲章を受賞した才人。
2017年2月、その巨大な才能を惜しまれつつこの世を去った。

「犬を飼う」は1991年、コミック誌ビックコミックに発表された作品。
飼い始めて14年、老いて体の不調を訴えるようになった愛犬の死までの妻と私(夫)の1年間の記録。
永遠の人類の友「犬」が、犬を愛する人々に与えてくれる大切なものの大きさを知らしめてくれる作品。
2編目は、後に猫を飼うことになった話。

「犬を飼う」と12の短編_e0191206_19223766.jpg



別に、コタローがトシでよれよれしているから、とか、来年が戌年だから、というわけではなく、谷口氏の遺作「光年の森」が発売されたから、検索して、1冊より2冊、と購入したのだった。


谷口氏の絵は、漫画というより絵画。某絵画展の図録に負けない。物語も素晴らしい。

谷口氏の本を買ったのはいいが、
なんだ、この猫は?

「犬を飼う」と12の短編_e0191206_19222098.jpg

無理無理膝に上がってくる。だけじゃなく、本の上に乗ろうとする。
諦めたのは私の方。なんだ、この甘えようは?

「犬を飼う」と12の短編_e0191206_19223191.jpg

サバジローは本気でうちの猫になったつもりらしい(よく家出するから、私は未だにに疑っている)。
今はクッションを敷いたダンボール箱に寝ている。コタローの腰が楽チンなように新しい犬ベッドに取り替える予定だが、ついでにちゃんとした猫ベッドも買おうと思っている。年末年始は宅配さんがメチャ忙しいから、急がないものは来年回しにしたのだが、本より猫ベッドにすればよかった。
本だって急がないのだけれど。。それとこれとは別。


ぐっすりコタロー。うーん、歳をとっても可愛い。

「犬を飼う」と12の短編_e0191206_19224104.jpg

年寄り夫婦の冴えない雰囲気の家に、若いと思われる猫が来れば、雰囲気も若返るものかしら。
猫ストレスで痩せて、体が軽くなったのか、散歩でもトロトロしない。ご飯もきちんと食べる。さっさと起き上がって、猫にワンという。

しかし、
起こすと、機嫌悪そうな欠伸。

「犬を飼う」と12の短編_e0191206_19225254.jpg

そしてまた寝る。

「犬を飼う」と12の短編_e0191206_19224695.jpg



そして猫も寝る。
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Commented by weloveai at 2017-12-27 14:52
コタローくんは、どのような経緯でSako家の家族になったんですか?
子供さんが巣立ってからからでしょうか、
ご主人より長い時間を過ごしているのですから、可愛いのは当たり前ですね。
サバジローくんは、いつの間にか家族になり切ってます。
親分さんもこの本を読みたがるでしょう。
Commented by gonchinsf at 2017-12-28 05:38
女親分さん、
コタロウー君の面倒臭そうな表情が素晴らしい。
やはり、狙って撮れる写真ではなく、
偶然撮れる表情が一番!!!
うちの権三も寝ている時に写真を撮ろうとして、
カメラが焦点を合わせるための光が当たると、
気が付いて、コタロー君と同じ表情をします。

weloveai さん、
流石ですね。読まれている!!!
私も、このブログをみて、
「犬を飼う」を購入しようと思っていたところでした。
最近は、歳を喰ったのか、字の多い本は敬遠気味で、
写真や絵の多い本ばかり。
Commented by sako375 at 2017-12-28 10:55
★ユスラウメ様
ホームセンターのペットコーナーにちっこいコタローがいたのですよ。
世話係のお兄さんに噛みついてジタバタするなど、やんちゃそのもの。
他のペットショップを見て回って、10日後に戻ったら、値下げされてました。
誕生日は、5月24日。血統書付き。

7月末にうちに来ましたが、
誕生日の5月24日という日は、私たち夫婦が最後の駐在地から帰国して成田に着いた日でした。
もう、次の赴任地を考えることなく、ずっと日本にいるんだ、としみじみ思った日です。
縁ですね。
ケージの中のコタローと目が合っちゃったしね。
売れ残ってくれてよかったです。

サバジローは、昼間遊び歩いて夜中に帰る不良息子のようです。
Commented by sako375 at 2017-12-28 11:17
★権三の親分様
犬は、どんな顔をしても可愛い。親分もそうだと思いますが、やはり、うちの犬が一番!!

「犬を飼う」は他に12編の短編があって、漫画のくせに分厚い。
私は週刊誌大の誌面に慣れているので、コミックの大きさの漫画は読みづらいです。
親分は、子供の頃から犬と一緒に生活していらしたのですから、
「犬を飼う」で、作者が伝えたいことは、十分お分かりだろうと思います。
とりあえず、立ち読みでお試しになるのはいかがでしょう。

谷口ジローは、自然と動物と人間を描くのが秀逸。時々、すごく精神的 哲学的です。
写真の、「BLANCA」(1、2)は、「遺伝子操作によって生み出された軍用犬」の生き様を描いた漫画で、口コミによると「最後は涙ボロボロ」らしい。
上の理由ですごく見づらいから、まだ読んでないのですが。。
Commented by sako375 at 2017-12-28 11:51
★ユスラウメ様
さっき忘れた。
コタローは、今、13歳と7ヶ月です。
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by sako375 | 2017-12-26 19:36 | Comments(5)